<< ふたたび桜 根津界隈 >>

『フィリップ、きみを愛してる!』&桜

久々の劇場鑑賞。新宿ピカデリーにて。リニューアル後、初めて行ったけど、外観も中もすっごく綺麗になってた!

a0021956_1124887.jpg


警察官のスティーヴン(ジム・キャリー)は妻子を愛する理想的な夫。絵に描いたような幸せな家庭を築いていたのだが、なんと彼は実はゲイ。ある日、自動車事故からの奇跡の生還をきっかけに自分がゲイであることをカミングアウト、ゲイライフを謳歌しはじめるが、詐欺事件を起こしたことから一転、刑務所へ。そこで、同じ受刑者であるフィリップ(ユアン・マクレガー)と運命の恋に落ちる。やがて出獄した2人は一緒に暮らし始めるが、スティーヴンはフィリップを幸せにしたい一心で詐欺を繰り返し、再び投獄されてしまう。フィリップの心を取り戻すため、スティーヴンは人生を賭けた大勝負に出る。

ジム・キャリーとユアン・マクレガーが共演と聞いて、絶対観なきゃ!と思っていた作品。しかも、2人は恋人同士だって?!

刑務所で運命的な出会いをした2人、周囲の目もはばからない、そのラブラブぶりといったらもう・・・!毎日やり取りされる手紙、檻の中でロマンティックなチークダンス、映画鑑賞の時間に寄り添って恋愛映画を観る・・・。ビミョーな気持ち悪さも残しつつ(笑)、恋に夢中になる2人に思わずニンマリしてしまった。特に、ユアンのぶりっ子演技が最高~。一挙一動がほんともうオトメなのだ。ワザとらしい感じじゃなくて、目つきとか仕草とか、すごい自然で上手い!

ここはホントに刑務所なの?って思うほどの自由な獄中生活にもビックリ。これまでも獄中モノを観た時に、あっちの刑務所ってずいぶんゆるいのねーって思ったことあるけど、これじゃちょっとした学校の寮生活みたいなノリである。レモン色の囚人服もどこか爽やか・・・。

詐欺事件を起こしては、何度も刑務所に連れ戻される懲りないスティーヴン。それでも決して諦めることも反省することもなく、あの手この手で脱獄を繰り返す。ただフィリップが好き!会いたい!という一心で。その執念には恐れ入った。これも愛のチカラなのか。脱獄といっても、「ショーシャンクの空に」みたいにコツコツ穴を掘るとか、「大脱走」みたいに集団脱走するわけじゃなくて、スティーヴンの場合は狡賢さで勝負。時にセコく、時に賢く、まんまと4度も脱獄に成功してみせる。なんて荒唐無稽なおハナシ、と思ったが、なんと実話に基づいているというから驚いてしまう。

出獄して晴れて自由の身になり一緒に暮らし始めてからよりも、結局は刑務所でのラブラブ生活が一番幸せそうだった、ってのも皮肉でおかしかったな。フィリップとのリッチな生活を維持するためとはいえ、お金に目がくらんで目の前の幸せを見失ってしまうのだから。ただ愛を語りあっていた獄中生活のなんと平和なことよ。

いつの間にか50歳近くなった(実生活では孫も出来たらしい)ジム、さすがに皺っぽくなってきた(スクリーンで見るとアラが目立つ)気がするが、こればっかりは仕方ないか。ユアンも老けたけど、ジムと並ぶとまだ可愛らしいな(笑) ジムの最初の彼氏役のロドリゴ・サントロがカッコよかった。奥さん(レスリー・マン)よりずっと可愛いから浮気するのも仕方ない!なーんて。

ちなみに、映画のモデルになった本物のフィリップさんも、ラストシーン近くに弁護士役でカメオ出演しているのでお見逃しなく!


このゲイファッション、ウケる。↓
a0021956_1133346.jpg


公式サイト

「フィリップ、きみを愛してる!」 I Love You Phillip Morris (09年/アメリカ、フランス)
監督=グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
出演=ジム・キャリー ユアン・マクレガー レスリー・マン ロドリゴ・サントロ


映画の後に、すぐそばの花園神社へ寄ったら、桜がちょうど満開でした。

a0021956_11263072.jpg

a0021956_1126441.jpg

[PR]
by pandarin_0728 | 2010-04-02 11:24 | DVD・映画鑑賞記
<< ふたたび桜 根津界隈 >>