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『私たちの幸せな時間』

a0021956_17264576.jpg自殺未遂を繰り返す元歌手のユジョン(イ・ナヨン)は、シスターである叔母に連れられ刑務所を訪問。そこで出会った死刑囚のユンス(カン・ドンウォン)と週に一度面会をすることになる。初めは反発しあっていた2人だが、愛に飢えた人生を送ってきた似た者同士であることに気付き、今まで知ることのなかった安らぎを感じ始める。

韓国のベストセラー小説が原作とか。重い題材を綺麗なラブストーリーに作り上げるのは、良くも悪くも韓国映画らしいところかしら。死刑囚を演じるのがカン・ドンウォンなんだけど、どうもアイドル臭が抜けて切っておらず、過酷な運命を背負った苦労人には見えなかった。
ファンならそこも萌えポイントなんでしょうけどね…。

だいたい、3人も人を殺した死刑囚と面と向かって話すなんて、普通なら躊躇しちゃうよねぇ。手錠はしてるが、柵も何もない部屋で自由に歩き回れるし。そもそも共通の話題なんて見つかるのだろうか?それも3時間も!しかし、ヒロインはめっぽう気の強いイ・ナヨンちゃんですからー。彼女は過去のある事件が原因で母親と不仲になっており、これまでに3回も自殺未遂を繰り返してきた。シャバで心を分かりあえる相手はいないが、囚われの死刑囚とは孤独な者同士で心が通い合っちゃうんだなー。
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ラストの死刑執行シーンは情感たっぷりすぎて、若干しらけてしまった。監督は「力道山」の人なのね。今回の作品なら「力道山」の方が個人的には良かったかな。まぁ、「力道山」にはソル・ギョングっていう素敵に泥臭い役者がいたからね。今回も彼を主演にした方が良かったのでは?なんて思ったぐらい。もしくは、「悪い男」に出たチョ・ジェヒョンで。(個人的趣味丸出し…笑) あと、看守役のカン・シニルさんはいつ見ても良い演技してますね。

公式サイト

「私たちの幸せな時間」 (06年/韓国)
監督=ソン・ヘソン
出演=カン・ドンウォン イ・ナヨン カン・シニル ユン・ヨジョン
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by pandarin_0728 | 2008-02-02 17:37 | DVD・映画鑑賞記
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