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『恋とスフレと娘とわたし』

『恋とスフレと娘とわたし』_a0021956_21532162.jpg女手ひとつで3人の娘を育て上げたダフネ(ダイアン・キートン)。長女と次女はめでたくゴールインし、あとは三女のミリー(マンディ・ムーア)が幸せを掴むのを見届けるだけ。男を見る目のないミリーのために、ダフネは彼女に内緒でインターネットに花婿募集の広告を出すが…。

娘を心配する母の気持ちは分かるけど、ここまでお節介なのも考えものだよなぁ…。良い相手にリッチな暮らし、娘に苦労のない人生を送ってもらいたい一心で、あれこれ口出しする母親。適齢期の娘を持つ親なら誰しも娘の結婚は気になるところだろうが、娘は男運に恵まれないとはいえ、仕事も充実してるし、結婚を焦っている様子もない。立派に独立している。それなのに、どうして母は結婚相手探しに執着するのだろう?…と思ったら、どうやら自分が叶わなかった夢を娘に託している様子。とにかくこの母親のキャラが強烈なんだわー。ヒステリックでオーバーアクション、そこに三姉妹が加わると、それはもうやかましいのなんの。しかし、アメリカの母娘ってあんなにズケズケと下ネタトークをするのか?日本人から見たら、ありえない母娘関係だ。てか、あんなの絶対に嫌だ(笑) ラブコメなのに、えげつな過ぎて乗り切れない作品だった。
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ダイアン・キートンは「恋愛適齢期」の頃より、だいぶお年を召されてしまった感じ。下着姿まで披露し、還暦過ぎとは思えないプロポーションを見せているのだが、どういうわけかいけない物でも見てしまった気分になった(笑) 娘役のマンディ・ムーアは若いのに可愛らしさがなくて、以前から魅力を見出せないでいる…。ちなみに、ダイアンは本作でラジー賞の最低女優賞にノミネートされてしまったらしい。

公式サイト

「恋とスフレと娘とわたし」 Because I Said So (07年/アメリカ)
監督=マイケル・リーマン
出演=ダイアン・キートン マンディ・ムーア ガブリエル・マット トム・エヴェレット・スコット
by pandarin_0728 | 2008-04-07 22:02 | DVD・映画鑑賞記
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