恋愛や結婚生活に悩みを抱えた個性的豊かな男女6人が「ジェイン・オースティンの読書会」を計画、作品について語り合う過程で自分の本音に向き合い、ふたたび人生を見つめ直していくドラマ。
年齢も境遇も違う女性たち。それぞれに悩みやトラブルを抱えているが、最終的にはそれを乗り越えて幸せを手に入れる。深い人生哲学というより、ラブコメ風の軽いタッチの映画。彼女たちのキャラや境遇に共感できないとしても、繰り広げられるコミカルな会話には思わずクスッとしてしまう。 読書会のメンバーは主に、20年連れ添った夫に突然別れを告げられたシルヴィア(エイミー・ブレネマン)、彼女の親友で独身主義のジョスリン(マリア・ベロ)、ちょっとお堅いフランス語教師のブルーディ(エミリー・ブラント)の3人が中心人物。ブルーディは夫と喧嘩して、ちょっぴりワルな感じの男子生徒(ケビン・ゼガーズ)によろめきそうになるが、寸前でブレーキ。生徒役のケビンはどこかで見覚えがあると思ったら、「トランスアメリカ」で主人公の息子を演じた彼だった。あんなキュートな男子に誘われたら、ブルーディでなくとも心が揺らぐわよねー(笑) 登場人物がJ・オースティンの著作と人生を照らし合わせて語るシーンが多い。ちなみに私はオースティン作品は一度読んだきり…しかも随分昔だし、それ以外は映画化されたものを見ただけ。もう少し作品に詳しければもっと楽しめただろうなぁ…とちょっと残念。 公式サイト 「ジェイン・オースティンの読書会」 The Jane Austin Book Club (07年/アメリカ) 監督・脚本=ロバート・スウィコード 出演=マリア・ベロ エミリー・ブラント キャシー・ベイカー エイミー・ブレネマン マギー・グレース
by pandarin_0728
| 2008-11-05 20:45
| DVD・映画鑑賞記
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