『そして、デブノーの森へ』

a0021956_20523160.jpg今日は2月29日、うるう年ですね。4年に1度の貴重な日、記念に何か書き残しておこう、と急いで映画の感想UPです(笑)

人気作家ダニエル(ダニエル・オートゥイユ)は、義理の息子の結婚式に向かう船の中で、ミステリアスな美女ミラ(アナ・ムグラリス)に出会い、男女の関係に。だが、ミラこそが義理の息子の花嫁だった。事実が分かっても関係を続ける2人だが、ある時ダニエルのもとに2人の情事の現場の写真が送られてくる。

美女と一夜を共にした作家が巧妙な罠にはめられていく。甘い誘惑には罠がある?しかし、それはただの罠ではなく、実は復讐だった…というビックリなサスペンス。やっぱり美女にはサスペンスが似合うなぁ。罠にはまるのが、普通のおじさんっぽいダニエル・オートゥイユってがちょっと…ですけど(笑) ファムファタールを演じるアナ・ムグラリスは首筋から背中のラインがとても美しい。劇中のベッドシーンで、その肢体を惜しげもなく披露。彼女は「ココアをありがとう(Merci pour le chocolat )」という映画で初めて見たんだけど、その時はリブ・タイラーにそっくりな女優だなぁとしか思わなかった。今回はなぜか似て見えなかったけど。
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舞台はカプリ島、ジュネーブ、パリ、そしてポーランドのデブノーの森へとヨーロッパ各国を飛び、美しい風景を楽しめる。上流階級のセレブな暮らしも覗ける。パーティーのシーンで、日本人(?)の寿司職人を呼んで寿司を握ってもらっていたのが何ともシュールというか妙な感じでした(笑) ああいうの流行ってるのかしら?

公式サイト

「そして、デブノーの森へ」 Le Prix du Désir (04年/フランス、スイス、イタリア)
監督・脚本=ロベルト・アンドゥ
出演=ダニエル・オートゥイユ アナ・ムグラリス グレタ・スカッキ ジョルジオ・ルパーノ
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# by pandarin_0728 | 2008-02-29 20:56 | DVD・映画鑑賞記

『プロヴァンスの贈りもの』

a0021956_2132671.jpgロンドンのエリート証券マン・マックス(ラッセル・クロウ)の元に、プロヴァンスに住む伯父の訃報が届く。長年疎遠になっていた伯父だが、遺産を相続することになったマックスは数十年ぶりにプロヴァンスを訪れる。かつて少年時代に過ごしたその地で思わぬハプニングに見舞われた彼は、しばらく休暇を取るはめになる。

「トスカーナの休日」の男性版のような感じ?と思ってたら、ラブロマンスがメインではなく仕事一筋に生きてきた主人公が人生を見つめ直すというドラマだった。想像した以上にラッセル・クロウ1人が出ずっぱり(笑) むさ苦しいラッセルには、確かに証券マンよりもプロヴァンスでの暮らしの方が似合っているかも。ビシッとしたスーツを着ていても、どこか土の匂いがする…。

あれだけ全てを手に入れていたエリートの主人公。ほんのわずかなプロヴァンスの滞在で、人生を180度変える決心をするワケだけど、そこに至るまでの出会いと感動が描き足りない気がした。伯父さんの娘と名乗るクリスティへ偽の遺書を書いてあげるところは、ちょっと素敵だったけど。
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せっかくのプロヴァンスの美しい風景も、もっと魅力的に映してほしかったな~。ちなみに、Myベスト・オブ・プロヴァンス映画、不動の第一位は「マルセルの夏」「マルセルのお城」のマルセル・シリーズです。

公式サイト

「プロヴァンスの贈りもの」 A Good Year (06年/アメリカ)
監督=リドリー・スコット
出演=ラッセル・クロウ マリオン・コティヤール アルバート・フィニー フレディ・ハイモア
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# by pandarin_0728 | 2008-02-26 21:36 | DVD・映画鑑賞記

『恋するマドリ』

a0021956_20422381.jpg初めての1人暮らしをすることになった美大生のユイ(新垣結衣)が経験する、運命的な出会いと奇妙な三角関係を描いた作品。

主人公の名前が「マドリ」ちゃんなのかと思ったら違った…。マドリ=間取りのことなのね。物語はヒロインの引越しシーンから始まる。初めて1人暮らしをする女の子の期待と不安が入り混じったドキドキ感が伝わってくる。目黒にある実際のマンションで撮影したという映像も魅力的で、特に新垣結衣と松田龍平がベランダの上と下で言葉を交わすシーンが良かった。少し古びた、ごくごく普通のマンションなのがまたイイんだなぁ。

物語はいわゆる片想いモノ。三角関係というか、ヒロインが自分より少し年上のカップルの間で板ばさみになり、人知れず傷ついたり切なくなったり…。偶然に頼りすぎなエピソードも多いけど、新垣結衣の初々しさ、可愛さに助けられている感じかな。全編を通して彼女が出ずっぱりなので、ファンにはたまらないでしょう(たまに綾瀬はるかに見えるんだけど)。個性の強い松田龍平と菊地凛子も脇役に徹してます。
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公式サイト

「恋するマドリ」 (07年)
監督・脚本=大九明子 
出演=新垣結衣 松田龍平 菊地凛子 ピエール瀧 内海桂子 世良公則
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# by pandarin_0728 | 2008-02-24 21:09 | DVD・映画鑑賞記

『絶対の愛』

a0021956_21242078.jpg永遠に愛し合うには、飽きられてはいけない。そういった不安から整形手術に踏み込んでしまう女と、その事実を知らずに新しい顔の彼女を愛してしまう男の激しすぎる愛の形を描く。

公開時から気になっていたキム・ギドクの作品。ようやく見ました。これはラブストーリーなのか、それともサイコホラー?いやいや、韓国の整形事情を皮肉ったブラックコメディかも。恋人に飽きられるのが怖くて、美容整形をする。その発想がありえねー。不美人だから整形するんじゃなくて、恋人の愛情をつなぎとめるために整形するんだもの。でも、いくら顔の造形が変わっても体つきや声は前と同じだし、2年も付き合った女に気付かない超鈍感男なんているのか…?まぁ、ツッコミどころ満載の映画だけど、リアリティよりも怖い童話のような毒気いっぱいの物語を楽しんた。今回は物語の奇抜さのほうが際立って、ギドクらしいアート性は影を潜めていた感じ。
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目には目を。整形には整形を?彼女が整形したと知り、取り乱した彼が取る行動がこれまたありえねー(笑) 演じる俳優(大鶴義丹似)がいまいちサエないものだから、彼女が顔を変えたなら自分も変えればおあいこなのに~、なんてふざけて思ってた。そしてらホントにそんな展開になったので笑っちゃった。ちなみに、主役の女優さんは実際に美容整形の経験があることをカミングアウトしているらしい。

「絶対の愛」 Time (06年/韓国)
監督・脚本・製作・編集=キム・ギドク
出演=ソン・ヒョナ ハ・ジョンウ パク・チヨン キム・ミンソン 杉野希妃
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# by pandarin_0728 | 2008-02-21 21:31 | DVD・映画鑑賞記