「ちょんまげぷりん」やっと観に行ってきました。原作を読んだ直後にタイミングよく。
劇場は夜の回8割ぐらいの入りで、男性客は6人ほど・・・(笑) そのうちの中学男子っぽい3人組が館内で一番よく笑ってましたわ。 さて、映画はというと・・・。 原作にあったエピソードをいくつか端折りつつも、なかなかバランス良く盛り込んでいたと思う。安兵衛(お侍さん)を探しに行った息子の友ちゃんが行方不明になるところは、原作と違ってあっさり発見されてちゃって盛り上がりに欠けたけど、逆にその後のチンピラとの決闘(チャンバラ)シーンをひとつの見せ場に変えていた。お別れシーンも映画的なロマンチック(?)なアレンジが施されてたかな。びみょ~に「タイタニック」入ってる?!(笑) 全体的に、映画というよりテレビドラマでも良いかも・・・という軽さではあったが。 とはいえ、ギャグシーンが映像化されるとやっぱり笑えるもんだね。洗髪後の落ち武者(カッパ)ヘアのシーンなんか文字で読むよりも映像のほうが断然面白いし。個人的には、月代の部分が徐々に毛が伸びてきてゲジゲジになっていくのが好き。安兵衛のいかにも侍な立ち振る舞い(常に腰の辺りで手を固定していることとか、洗濯機のスイッチのやたら垂直な押し方とか、風呂上がりにパーカーの裾を着物の合わせで着ちゃうところとか)も細かいところまで楽しかったな。 ラストシーンで神田須田町の「竹むら」が登場していた。外観だけじゃなく店内も。(劇中では麻布という設定なので、電柱についてる住所表記の看板が貼り紙でうまいこと隠してあった) 安兵衛役の錦戸くんはこれまでじっくり演技を見たことがなかったんだけど、和服もちょんまげもお似合いでなかなかハマリ役。まつ毛がえらく長いなぁ~。けど、原作の安兵衛さんはもっと頑固なのよね。子役のこまっしゃくれた男の子、ほっぺがプリンに負けず美味しそうな子だった。初詣でお手々繋ぐシーンが良かったよ。 あ!そういえば、来月4日には心待ちにしてたジャン=ピエール・ジュネ監督の「ミックマック」が遂に公開!楽しみだー♪ 公式サイト 「ちょんまげぷりん」 (10年/日本) 監督・脚本=中村義洋 出演=錦戸亮 ともさかりえ 鈴木福 井上順 佐藤仁美 堀部圭亮
by pandarin_0728
| 2010-08-26 13:50
| DVD・映画鑑賞記
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