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『中国の植物学者の娘たち』

a0021956_2225524.jpg孤児院育ちのミン(ミレーヌ・ジャンパノワ)は植物学者のチェン教授の元に実習生としてやってくる。教授の娘アン(リー・シャオラン)とミンは年も近く、出会ってすぐに意気投合。いつしか友情以上の感情を持ち始める。そこへアンの兄が帰郷、教授はミンとの結婚を勧めるが…。

フランス語のタイトルが付いていて「あら?」と思ったら、カナダとフランスの合作映画とのこと。中国が舞台なのに、どことなくヨーロッパ映画のような雰囲気が漂うのはそのせいか。実際はベトナムでロケされたらしいが。なんでも同性愛が題材のため、中国国内での撮影が許可されなかったとか。

じっとり湿った熱帯植物園と美女たちの禁断の恋。主演女優2人の美しさ、特にアン役のリー・シャオランの伸びやかな肢体は神々しいほど美しい。水辺の結婚式のシーンをはじめ、素晴らしい映像のオンパレードなのだが、東洋の神秘やアジア女性のエキゾチックな美しさを強調しすぎている気も…。西洋人から見た東洋って感じかな。脚本家のナディーヌ・ペロンの視点ならではかもしれない。(監督のダイ・シージエは中国人だが在仏20年以上)

耽美的な情景には魅せられつつも、2人の情事が父に発覚してからクライマックスへ向けての怒涛の展開には、少々面食らってしまったなぁ。実際の事件を元にしていると聞いて、さらにビックリ。ドラマチックすぎるー。

公式サイト
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「中国の植物学者の娘たち」 Les Filles du Botaniste Chinois (06年/カナダ、フランス)
監督=ダイ・シージエ
出演=ミレーヌ・ジャンパノワ リー・シャオラン リン・トンフー グエン・ニュー・クイン
by pandarin_0728 | 2008-06-09 22:33 | DVD・映画鑑賞記
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