天才シェフ・グレゴアは、密かに想いを寄せていた人妻エデンとひょんなことから知り合いに。グレゴアの料理の腕前に感激した彼女は毎週火曜日に彼の厨房を訪れるようになる。しかし、それを知ったエデンの夫は2人の仲に嫉妬して…。
料理一筋、女性には一切縁のない人生を送ってきたグレゴア。おまけに130~140キロは軽くありそうな巨漢である。そんな彼の初めてのプラトニックな恋愛とその顛末。むか~し、「食べるという行為はたまらなくエロティックだ」というような言葉を本で読んだ記憶があるけど、何て本だったっけなぁ。太宰治だったかな…?グレゴアの最大の武器は料理。エデンは彼の料理を一口食べた途端、その味に取り憑かれてしまう。料理で女性を落とすとはすごいなー。「楽園にいるような気分になる」と形容されるプラリネ…、一度でいいから食べてみたい! 2人が浮気しているのではないか、とエデンの夫が疑ったことで、物語は意外な方向へ。夫の末路が気の毒だし、やや強引なハッピーエンドだったけど、まぁ許容範囲かな…。ハリウッドのラブコメとは一味違ったドイツ産ラブロマンスでした。 「厨房で逢いましょう」 Eden (06年/ドイツ) 監督・脚本=ミヒャエル・ホーフマン 出演=ヨーゼフ・オステンドルフ シャルロット・ロシュ デーヴィト・シュトリーゾフ マックス・リュートリンガー
by pandarin_0728
| 2008-06-16 20:43
| DVD・映画鑑賞記
|
ファン申請 |
||