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最近読んだ本

a0021956_13273270.jpg告白 湊かなえ

こんなにおどろおどろしい物語だったとは。原作を読んでから映画をと思っていたけれど、原作の陰鬱さが苦手だったので映画を見ようかどうしようか考えてしまう。主な登場人物が中学生というのが余計に残酷さを際立たせて、なんとも鬱々とした読後感が残った。


a0021956_13273112.jpgアイドル万華鏡 辛酸なめ子

相変わらず毒を振りまいている辛酸なめ子のアイドル批評。愛といやらしさの混ざった視点が良い。ナンシー関亡き後はやっぱりこの人。後編の稲川淳二、ダライ・ラマ、松平健、押尾学などのイベントやコンサートの潜入レポートも面白い。どれも実際行くにはある意味、難易度高いので・・・。稲川淳二のミステリーナイトとか、マツケンコンサートの観客のトランス状態とか、禁断の世界を覗いた気分。


a0021956_13273257.jpg絶叫委員会 天使的な言葉たちについての考察 穂村弘

週刊ブックレビューで角田光代がオススメしていたので読んでみました。日常でふとした時に聞いたおかしな言葉を集めた本。日本語って世界一おもしろくて深いかも・・・と思う(日本語しか話せないが)。狙って言った言葉じゃなくて、とっさに飛び出した言葉の放つ魔力はすごい。天然系の人のところを読んで、10年以上前に友人と電車の中で交わした会話をふと思い出した。当時、注目されていた中田英寿の本「中田語録」の中吊り広告を見上げて彼女が言った。「中田って人、“ゴロク”って言うんだ~。すごい名前だね!」


a0021956_13273168.jpg墓地散歩 石井秀一

日刊スポーツに連載された記事をまとめたもの。著名人のお墓参りを趣味としている人たちの事を、「墓マイラー」と呼ぶのだそう・・・。昔から掃苔という言葉もありますもんね。歴史上の人物から作家、銀幕のスターまで様々な著名人のお墓ガイドと、生前の人柄のエピソードなどが書かれている。東京の場合だと、青山霊園、谷中霊園、多磨霊園、雑司ヶ谷霊園などは広いので著名人のお墓参りのはしごも可能。
by pandarin_0728 | 2010-07-30 13:33 | 読書

最近読んだ本

ここ2週間ほどで読んだ本。まとめてザッと感想を。


「ジョン・レノンが愛した森 夏目漱石が癒された森 著名人の森林保養」 上原巌

a0021956_14311542.jpg緑の写真が沢山載っていて、眺めているだけで清々しい気分になる。
ジョン・レノンが生前に家族で軽井沢に訪れていたことは有名な話。亡くなる数年前から、毎年夏になると決まって軽井沢の小野家の別荘や万平ホテルで過ごしていたそうだ。交遊のあった、別荘の近所に住む人が語るジョンのエピソードが楽しい。こんな貴重な体験をした日本人がいたとは羨ましすぎる。ジョンが立ち寄った喫茶店や散歩道なども紹介されている。
ロンドン留学中、神経衰弱になりかけた夏目漱石が休養したという、スコットランドの保養地ピトロッホリーも素敵。町並みはもちろんのこと、漱石が滞在した英国人の知人宅が圧巻。まるでお城。現在はホテルになっているとか。一度でいいから泊まってみたい。

「金正日は日本人だった」 佐藤守

a0021956_14303216.jpgタイトルからしてあやしい・・・。トンデモ本のたぐいかと思ったのだが、著者は元航空自衛隊空将という何だかとてもエライ人らしい。金正日は金日成の実子ではなく、日本が送り込んだ残置諜者・金策(=日本人)の息子という説があるとか。読み進めていくうちに、もしや・・・という気がしてくる。
日本人シェフを雇うほど日本食を愛し、寅さんや日本の演歌、日本製品や日本車も大好き。とりあえず金正日が親日家というのは間違いないらしい。おまけに奥さんは大阪生まれの在日朝鮮人で、日本名「あゆみ」と呼んで溺愛!

「私、地味女  お笑い、時々OL」 大久保佳代子

a0021956_143143100.jpg地味女と書いて「ジミージョ」と読みます。オアシズの大久保さんによるエッセイ。エッセイというか、ほとんどアラフォー女性の愚痴みたいなものか。OL歴14年、芸人とOL二足のわらじを履く大久保さんの歯に衣着せぬ語り口。読んでいて思わずクスクス。ここまで本音をさらして、会社でますます居づらくなるんではと気がかり。会社の新人君へ向けた、大久保さんの心の中の雄叫びがもう最高。

“「こんな20過ぎの若造に振り回されて、私は38歳だぞ。下手したらお前なんか子供だっておかしくないんだぞ。私はお前を産めるんだぞ」”

「アホの壁」 筒井康隆

a0021956_1431458.jpgベストセラー「バカの壁」の二匹目のどじょう?筒井康隆流アホ論。アホについてここまで真面目に語っている本もなかなかないのでは。個人的には、「事故多発者」についての話が興味深かった。というのも、うちの母がかなりイイ年になるまで趣味のバイクを乗り回し、これまでトータルで4度も事故を起こし、そのたび足やら腕やら骨折しては父を心配させているから。本書の例と交通事故とじゃだいぶ異なるものの、そんなわけもあり他人事とは思えないお話だった。

「時効捜査」 竹内明

a0021956_14314242.jpg国松長官狙撃事件に関する本。著者は以前TBSの夕方のニュース番組でおっかない顔(笑)でキャスターをしていた竹内明。同じ頃に発売された「警察庁長官を撃った男」と読み比べるために手に取った。「警察庁~」では老スナイパー実行犯説を前提に語られていたが、竹内明による本書では元オウム信者のK巡査長の15年に渡る揺れに揺れまくる供述と、それに翻弄されっぱなしの公安の捜査について詳細に語られている。なんと老スナイパーについては最後の最後でほんの2~3ページほどしか言及されてない。書き手によってずいぶん視点が変わるものだなぁ。
問題のK巡査長だけれど、15年に渡る度重なる聴取で、自らが狙撃者だと言ったり、単なる補助的役割に過ぎなかったと言ったり、一体どっちなんだ!と言いたくなる。あれだけのことをして記憶がないなんて・・・。そういえば、オウムでは犯罪に関わった信者などを対象に、薬品や電気ショックを使って記憶を消し去るイニシエーション(ニューナルコ)が行われていたと聞いたことがあるが、もしや元巡査長も記憶を消されてしまったのだろうか。

「ヤングアダルトパパ」 山本幸久

a0021956_14314571.jpgタイトル通り、14歳の少年が父親になるという物語。
しかも、子供の母親は蒸発して音沙汰なしだし、少年の両親も他人事のようだし、なんともう~ん・・・な小説だった。主人公の少年の真面目さだけが救いか。でも、こんな少年、実際にはいないだろうな~。

「こびとづかん」「みんなのこびと」 なばたとしたか

a0021956_14314374.jpga0021956_14314483.jpgキモカワイイというのだろうか。ストーリーもかなりシュールだ。往年のMGMミュージカル「オズの魔法使い」に出てきた“マンチキン”以来の衝撃度である。

気に入ったこびと「リトルハナガシラ」。きわめて獰猛。↓
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by pandarin_0728 | 2010-07-29 23:42 | 読書

初めての裁判傍聴

昨日は東京地裁で裁判の傍聴をしてきました。

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by pandarin_0728 | 2010-07-28 11:31 | memo